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広島市中区中町の三井ガーデンホテル広島に展示されている工藤理瑛作「保存された景色」です。
※2019年2月23日から3月24日まで開催されます。 |
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工藤 理瑛(Rie KUDOU)
保存された景色 preserved landscape 2011 |
平成23(2011)年度修了制作買上げ作品
広島市立大学芸術資料館所蔵
技法・材料:
塑像からFRP(繊維強化プラスチック) 取り
FRP、セメント、ウレタンフォーム、鉄 120×250×300㎝
*太古に絶滅したシカ(オオツノジカ?)をモチーフにしたオブジェ |
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2011年安佐南区役所前庭に展示されていた工藤理恵作「空を飛ぶきもち」という作品を見ました。
2010年広島市立大学大学院芸術学研究科博士前期課程彫刻専攻とありましたので同じ作者かと思うのですが。 |
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新聞やローカルニュースでこの平和大通り芸術展が今(2019)年も開催される事を知りました。
作品プレートには作品についてのコメントはなかったのです。広島市立大学の2011年買上げ作品紹介頁に作品技法、材料がありましたので引用しました。
*(触れない作品には)、次回から作品プレートには素材を記述していただきたいものです。 |
三井ガーデンホテルに入ったことは無かったのでロビーの成り立ちはわかりませんでしたが、この作品は大きいのですぐにわかりました。
作品をみてすぐに気になったのは後ろ足の曲がりでした。
動物の行動についての専門的な知識はありませんが雌が排尿する姿勢かな?と思って後ろからみましたが足を広げていないかあらそういう行動ではないな、それでは前足同様足を伸ばした姿勢が自然なのではと思ったのですが。 |
作品名が「保存された景色」からいまどきの大型シカではないな~とは思ったのですが、帰宅後NET検索したところ“太古に絶滅したシカ”と分かり途端に角に興味がわいたのです。
ムカシジカの角の化石を見たことがあったからで、これほど大きな角を持ったムカシジカがいたのかと興味津々になりNET検索で少しばかり勉強しました。 |
関連頁:( (似島臨海少年自然の家)ムカシジカ化石 。(倉橋歴史民俗資料館)ムカシジカの化石 |
19.03.11 裕・記編集 |