オノ・ヨーコ作「HIROSHIMA AIR CLOCK」
  東区二葉の里の広島テレビ放送に建立されているオノ・ヨーコ作「HIROSHIMA AIR CLOCK」です。
※「あの日呼吸することもできず苦しかった瞬間を忘れないでいましょう」という思いが、「AIR」に込められているそうです。

※時計本体:高さ3,000mm×幅1,770mm×奥行720mm。
  台座:高さ400mm×幅2,300mm×奥行2,300mm
  素材:鉄、鋼板、FRP他
「HIROSHIMA AIR CLOCK」と名付けられたこのモニュメントは、
高さ約3.4mの黒い柱時計。原爆が投下された8時15分で針が止まった文字盤の下には、1945(昭和20)年8月6日が月曜日だったことから「8.6」「月」が表示されています(*月は何処だと見ましたが)。
「今ある身近な平和、そして世界の平和の維持・実現のために、70年前の8月6日の原爆投下の瞬間に立ち戻り、呼吸をすることもできず苦しかったあの瞬間を忘れないでいましょう」というオノさんの思いが込められています。
オノさんは2011年、広島市などが現代美術を通じて平和に貢献した芸術家に贈る「ヒロシマ賞」を受賞し、平和記念公園などを訪問しています。
    関連頁:「無知からはじめた豆知識集」編 ヒロシマ賞
(被爆70年の)2015年8月4日広島テレビ放送は、「平和へのひと筆プロジェクト Piece for Peace HIROSHIMA」キャンペーンの一環で、芸術家・平和活動家のオノ・ヨーコさんによるアート作品を広島国際会議場で展示公開しました。
同プロジェクトは、広島平和記念公園に世界中から届けられる折り鶴を再生した紙に、一般の人たちに平和を願う気持ちを込めて「一文字」を書いてもらう取り組みで、2012年の広島テレビ放送開局50年を機にスタート。これまでに国内外から1万8000字が寄せられているそうです。
オノヨーコさんは「夢」(下段に画像)。
2018年8月6日原爆忌はすでに過ぎていましたが、NHKラジオ深夜便をたまたま聞いていたら“戦争と平和を考える映画・放送の楽曲集”で美空ひばりの「一本の鉛筆」を取り上げ、広島テレビに記念碑が展示してあるという事を聞いたのです。
わたしは、“一本の鉛筆の歌碑”のことは知らなかったので、行ってみようと思ったのです。
一本の鉛筆歌碑はすぐにわかり、撮影し、別頁で編集しています。
そして、対面にここで取り上げた、オノヨーコ作「HIROSHIMA AIR CLOCK」があったのです。
わたしはこのモニュメントのことは知らなかったので、説明板を読んで、被爆70年の2015年平和記念公園の国際会議場に展示されたことがわかりましたが、2015年通称・平和記念式典に出席していたのに国際会議場に足を運ぶこともなく、このモニュメント作品のことを知らなかったのです。
19.02.09.裕・記編集

18.08.26.撮影
広島市東区二葉の里3-5-4  広島テレビ放送1階ピースコーナー

18.08.26.撮影

18.08.26.撮影
“平和へのひと筆プロジェクト” オノヨーコさんは「夢」

18.08.26.撮影

18.08.26.撮影
(モニュメントを横からみました) (モニュメント裏面説明板)

18.08.26.撮影
館外からモニュメント裏側をみました



「平和祈念碑等建立地一覧」編



「野外彫刻など」編



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一本の鉛筆・歌碑
オノ・ヨーコ作「HIROSHIMA AIR CLOCK」
杭谷一東作「天風」


「牛田・二葉の里附近」編


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