奥田小由女作「春耀」
  三次市吉舎町吉舎の“吉舎歴史民俗資料館、美術館あーとあい・きさ”に展示されている奥田小由女の2001年人形作品「春耀(しゅんよう)」です。
この「春耀」について作者のことばが展示作品の後ろにありました。
『・・・厳しく永い冬のあと春の訪れは希望と夢があふれるように心おどる思いが御座居ます。明るい春を待ち、輝く光を受けてその歓びを女性像の姿をかりて表現してみました。
これからの未来も明るいものであって欲しいという願いも作品にこめて制作致しました。・・・』
奥田小由女 (おくださゆめ:1936-    )
大阪府堺市出身。(吉舎町にある)日彰館高等学校卒。旧姓:川井。日本画家・奥田元宋(1912-2003)の妻。
1955(昭和30)年から創作人形作家・林俊郎に学ぶ。1967(昭和42)年日展初入選。1988(昭和63)年「海の詩」で文部大臣賞。1990(平成2)年「炎心」で芸術院賞。1998(平成10)年芸術院会員。2008(平成20)年文化功労者。2014(平成26)年日展理事長。
 関連頁:(県立広島病院展示の)奥田小由女作「愛天心」
今(2017年)回、資料で知っていた吉舎町原爆慰霊碑を訪ね頭を垂れることを主目的に、現在の三次市吉舎町を訪ねたのです。今回も息子運転の車で訪ねました。
旧双三郡吉舎町にも民俗資料館があるだろうと思い現在の三次市web siteで検索してあることを知り訪ねようと計画していました。ここも場所がわからずチト苦労しましたが、見学しました。
受付で、400円、老人割引があるわたし300円の計700円を払って見学しだしました。
常設展で展示していると思った奥田小由女作品これは、県立広島病院展示の作品に似ているなと思って撮影しました。帰宅後編集頁をみると病院に展示される作品と作者が小学校、中学校そして日彰館と過ごしたここ吉舎町に展示される作品との違いがあるのかもしれないと思いながらこの頁を編集しました。
 17.12.08.裕・記編集

17.11.19.撮影
広島県三次市吉舎町吉舎546-1  吉舎歴史民俗資料館、美術館あーとあい・きさ

17.11.19.撮影

17.11.19.撮影

17.11.19.撮影

17.11.19.撮影



「野外彫刻など」編



広島ぶらり散歩へ
吉舎歴史民俗資料館・美術館あーとあい・きさ
   松岡高則作「街角」
   奥田小由女作「春耀」


「三次市」編

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