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東広島市志和町七条椛坂の西蓮寺境内に建立されている「黒川先生之碑」です。 |
黒川善一先生は、広島県師範学校を卒業し訓導となって賀茂高等小学校などに奉職。
多くの子弟を育てた黒川先生の顕彰碑として建立されたようです。
明治29(1896)年3月18日賀茂高等小学校生徒 によって建立されたようです。 |
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碑文が薄くなっている事もありますが、わたしの漢文力のなさで、解読できませんでしたので、だいたいこういうことかと上欄に記述しました。
碑文の中に明治25(1892)年がみえますが、碑の建立年から先生が学校を辞められた年かなと思いますがよくわかりません。 |
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訓導(くんどう)とは
旧制度における小学校、国民学校の正規の教員の職名。
訓導の名称が法定されたのは 1873(明治6)年のことで官立諸学校の教員等表を改正して大学教員を「教授」、中学教員を「教諭」、小学教員を「訓導」としたそうです。
また、現行の教育法令でいう教諭と同等の職にあたる。その上席には主事という役職があった。
訓導になるには、師範学校やその上級学校である高等師範学校を卒業するなどして、教員免許令などに基づく教員免許状を有していることが要件であった。
なお、訓導以外にも准訓導という職や、現行の教育法令でいう講師より下位の代用教員という職もあり、代用教員には、師範学校の卒業や教員免許状の所持をしていなくても就くことができたそうです。 |
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西蓮寺門前に建立されているこの碑に目が行きました。
碑が建てられるほどですので、よほどの有名先生だったのだろうと思いますが、碑文がわたしには解読できませんでした。
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14.09.29.裕・記編集 |