(宮島の)駒ヶ林
  廿日市市宮島町の山々を構成する中の一つ「駒ヶ林」をこの頁では取り上げました。
厳島(宮島)の山塊は大別すると弥山(みせん)・駒ヶ林(こまがばやし)・岩舟山の集まりで、地質はいずれも花崗岩類です。弥山の北西部500mに位置している駒ヶ林(標高:509m)の山頂部は南北35m東西10mの岩石床で表土はありません。
駒ヶ林の西面は高さ約50m、長さ450mにも及ぶ断崖が北から東へ20°の方向にのび、断崖の傾斜は西に85°の一枚岩で岩登りのトレーニングの場となっています。この壁面は弥山本道の幕岩の壁面や駒ヶ林西方約300mに見られる断崖と平行に並んでいて厳島の地形を特徴づけるものとなっています。
また、駒ヶ林は弘治元(1555)年の厳島合戦の古戦場の一つで、龍ヶ馬場の攻防として知られています。
厳島合戦(いつくしまかっせん)、厳島の戦い(いつくしまのたたかい)ともいう
1555(天文24)年10月1日、主君大内義隆(1507-1551)を殺して領国を奪った陶晴賢(すえはるかた:1521-1555)を毛利元就(1497-1571)が厳島に敗死させた戦い。
毛利氏発展の基となる。陶軍兵力は2万とも3万ともいわれ、毛利軍兵力は4千から5千といわれています。嚴島合戦は、日本三大奇襲戦の一つに数えられているそうです。
2012年交流ウォーク関連で宮島を何度か訪れたのです。以前は弥山から奥の院まで行ったことがありましたが、この駒ヶ林へは行ったことがありませんでしたので、ロープウェーに乗ってから獅子岩駅で下車して、弥山山頂(標高535 m)まで行き、弥山山頂から駒ヶ林山頂へと行ったのです。
弥山山頂からみた駒ヶ林はすぐそこのようでしたが、体力・脚力がない今のわたしにはチトきつい山登りになりましたが、片岡会長と一緒でしたので駒ヶ林山頂まで行くことができたと思っているところです。
  12.08.28.裕・記編集

12.04.08撮影
廿日市市宮島町 駒ヶ林(を弥山山頂よりみました)

12.04.08撮影
駒ヶ林山頂は花崗岩の大きな岩であることがわかります

12.04.08撮影
山頂すぐ下の説明板

12.04.08撮影
説明板にある表土はありませんがわかると思いますが

12.04.08撮影
竜ヶ馬場の攻防の説明板



「安芸の宮島」編



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