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中区上幟町の縮景園内にある「被爆したムクノキ」です。
※縮景園内には、被爆ムクノキのほか、被爆イチョウ、被爆クロマツがあります。 |
(新しい標識) 被爆樹木 ムクノキ
A-bombed Trees Muku tree(Aphananthe aspera)
爆心地から1,370m
ここで被爆しました。園内には他にも被爆樹木があります。 |
※樹高≒11m、幹周≒2.00mだそうです。 |
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被爆樹木 ムクノキ A-bombed tree Muku tree
爆心地から1360m Approx.1,360m from hypocenter |
縮景園は戦時中避難場所に指定されていたため、1945(昭和20)年8月6日の原爆投下後多くの被災者であふれました。
午後になると園内の樹木は燃えはじめ川には火勢により竜巻が起こり付近の多くの人や物を吸い込み多くの犠牲者を出しました。園の北端にあるこのムクノキも原爆の熱線により焼け、幹は大きなうろになり黒ずんでいます。 |
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椋の木(むくのき) |
ニレ科ムクノキ属の落葉高木。山地に生え、高さ約20m。
葉は卵形で、縁にぎざぎざがある。5月ごろ、淡緑色の雄花と雌花とが群がり咲く(雌雄同株)。実は球形で黒く熟し、食べられる。関東以南に分布。材は器具などに、ざらざらする葉は物を磨くのに用いる。むくえのき。むく。Aphananthe aspera。 |
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この広い縮景園園内で被爆樹木を探すには難渋するな〜と、事務所で教えていただいたのです。
被爆イチョウは、説明板が設置されておりすぐにわかりましたが、クロマツは教えていただいた処に大きいものが数本ありそれらが被爆したものであろうと思いました。また、資料には無いエノキも教えていただいたのですが、わからず紹介はできませんでした。
2006年2月交流ウォーク時、エノキではなくムクノキであると教わりました。
3月撮影に出かけました、被爆したムクノキは縮景園北側で京橋川の方にせり出していました。
このムクノキ被爆樹木標識の文章には原爆で犠牲になった方々のことにも触れていました。
同(2006)年10月に園内から撮影しました。 |
2012年2月広島駅から常葉橋の方へ京橋川河畔を、ぶらり散歩したのです。その時、京橋川越しに縮景園のこの被爆したムクノキを撮影しようと思い、撮影しました。 |
幹のムロが痛々しいこのムクノキ元気だろうかと2018年久しぶりに訪ねました。
白色の被爆樹木標識になっているだろうと思っていましたが、説明文が短文になった新しい標識でした。 |
18.06.07.再編集 06.03.19裕・編集 |