陸軍桟橋跡記念歌碑

  南区宇品海岸の宇品波止場公園に建立されている「陸軍桟橋跡記念歌碑(詩碑)」です。
※碑には、近藤芳美の詩歌と碑建立趣旨文があります。
南区宇品海岸通の宇品波止場公園に建立されている「陸軍桟橋跡記念歌碑」です。
碑文に『平和のためにかつてここに陸軍桟橋があったことの記憶を受け継がなければならない』とありましたので、平和祈念の歌碑としてこの項目に加えています。































 




 

































































姿











































 





















































































































































近藤 芳美(こんどう よしみ:1913-2006)
歌人。旧朝鮮慶尚南道・馬山生まれ。(父の郷里)広島市鉄砲町で育つ。広島二中。旧制広島高校在学中、中村憲吉(歌人1889‐1934)に会い「アララギ」入会、土屋文明(歌人1890-1990)、に師事。東京工業大学卒。建築技師。
戦時中、中国戦線に召集された。
1947(昭和22)年「新歌人集団」結成に参加、評論「新しき短歌の規定」発表。1948(昭和23)年歌集『早春歌』『埃吹く街』刊行、平和への希求を基底にした歴史意識で一貫した作品を発表。
1968(昭和43)年歌集「黒豹」で迢空賞、1985(昭和60)年「祈念に」で詩歌文学館賞、1990(平成2)年「営為」で現代短歌大賞、1994(平成6)年「希求」で斎藤茂吉短歌文学賞を受賞した。1951(昭和26)年歌誌「未来」創刊、編集発行人。1956(昭和31)年現代歌人協会設立。1996(平成8)年文化功労者。朝日新聞をはじめ、中國新聞の短歌欄の選者も務めた。
2003年ここ宇品波止場公園に来るまで、陸軍桟橋(六管桟橋)のことを知らなかったわたしでした。
2015年久しぶりに訪ねましたので、この歌碑も撮影しました。画像を加えこの頁を再編集しました。
15.10.20.再編集    03.07.26裕・記編集

03.07.21.撮影
広島市南区宇品海岸3-12  宇品波止場公園

                       陸  
              兵     こ  軍  
           記  ら  還  こ  桟  
           憶  発  ら  を  橋  
           を  ち  ぬ  呼  と  
           ば  に  死  ば     
     芳     継  き  に  れ     
     美     げ        て     
                          

15.09.12.撮影

15.09.12.撮影
(歌碑の後側に旧宇品線のほんの一部ですが復元しています)

15.09.12.撮影

15.09.12.撮影

15.09.12.撮影
(あずまやの向側に陸軍桟橋説明版が設置されています)

15.09.12.撮影
(廃線になった宇品線がここを通っていたわけではありませんがモニュメントとして残されています)



「平和祈念碑等建立地一覧」編


「野外彫刻など」編



広島ぶらり散歩へ
軍用桟橋・跡
陸軍桟橋跡記念歌碑


宇品波止場公園


inserted by FC2 system