(海田観音免の)大クスノキ

  安芸郡海田町東海田字観音免の観音免公園内のある広島県天然記念物「大クスノキ」です。
  広島県天然記念物:海田観音免のクスノキ    昭和50(1975)年4月8日指定
  昭和61(1986)年8月1日 広島県教育委員会、海田町教育委員会
樹高:≒30m
根回り幹回り周囲:5.90m。 目通り幹囲(分岐直下)6.60m
枝張り;北西17.0m、南東14.5m
クスノキは、一年中緑の葉をもった木で以前は樟脳(しょうのう:防虫剤)を作るのに利用されていました。
数百年前にこの地に根をはやして以来、永年の風雪に耐えみなさん方の祖先とともに生きてきました。
現在、主幹は地上1.8mの所で東西の二大支幹に分かれる巨樹で、遠くからみると森のように見えます。高齢ではありますが、いまなお元気で成長し続けています
広島県の別資料には、(上記説明板が設置されて以降の資料なのでしょう)
『本樹は樹高約29m、胸高幹囲6.4mで、主幹は地上1.55mで東西の二大支幹に分かれ,地上7mのところで分岐がはじまって、よく繁茂した大きな樹冠を形成しています。
本樹は県天然記念物、新庄の宮の社叢(広島市)のクスノキに匹敵する県内有数の巨樹です。』と紹介しています。
  関連頁:(新庄之宮神社)夫婦クス
クスノキ (camphor tree)
 クスノキ科クスノキ属の常緑高木。
高さ20mに達し、樹皮は暗灰褐色、葉は互生し、楕円形、長さ6〜10cm、全縁で光沢があり、主脈と2本の側脈が目だつ。葉を裂くと樟脳の香りがする。花は5、6月、本年枝の葉腋(ようえき)から伸びた円錐花序につき、淡黄緑色。成長がよく長命で、公害に強いため各地に栽培される。
材と葉に含まれる樟脳はおもにセルロイド製造原料とされるほか、防虫剤や薬用とする。材自体に防虫効果があり、古くから和風建築や船舶などの内装材として賞用され、仏壇、楽器、家具、木魚などにも利用する。
広島県の天然記念物になっているこのクスノキをふるさと館を訪れるまでわたしはまったく知らなかったのです。2003年みた時やけに大きな木だな〜と思い、設置の説明板を読んで、クスノキで、樹高≒30m、幹周り6.6mもあったことを知りました。
2014年になって再び撮影していましたので、この頁を再編集しました。
17.02.08.再編集   03.02.09裕・記編集

14.07.05.撮影
広島県安芸郡海田町東海田字観音免877  観音免公園内

14.07.05.撮影
(右の建物がふるさと館です))

14.07.05.撮影

14.07.05.撮影
(幹のわかれた処をみました)

14.07.05.撮影

03.02.07撮影
(広島県天然記念物:クスノキ)

03.02.11撮影



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