ぜんがくれん
全学連 |
全日本学生自治会総連合の略称。
1948(昭和23)年9月全国の145大学の学生自治会の連合機関として成立。1950〜1960年代の学生運動の中心的存在となる。
1967(昭和42)年羽田闘争で三派全学連(共産同=ブント、中核派、社青同解放派)が登場した。
1972(昭和47)年沖縄返還反対闘争を中間点にはさみ、法大での海老原事件を最初として革マル派と中核派の武力衝突が激化し、さらには、赤軍派の登場と大菩薩峠事件、よど号ハイジャック、連合赤軍による内部リンチ殺人とあさま山荘事件などが矢継ぎ早に起き、学生運動への市民の忌避感は増大して行った。
現在は民青系(日本共産党系) 、中核派系 、革マル派系 、革労協現代社派系
、革労協木元派系が並存する状態に至っているといわれているようですが、わたしにはよくわかりません。 |
かくめいてきろうどうしゃきょうかい
革命的労働者協会
(社会党・社青同解放派) |
新左翼系過激派集団(社青同系)。略称は「革労協」。1969(昭和44)年に結成された組織。
主流派(現代社派・狭間派)と反主流派(赤砦社派・木元派)の内ゲバが1999年〜2004(平成16)年に行なわれ死傷者を出している。 |
しゃせいどうかいほうは
社青同解放派 |
日本の新左翼系過激派集団(社青同系)。ヘルメットは青。
解放派は、第一インター・マルクス主義復権の立場に立ち、ボルシェヴィキ的な前衛党による外部注入的な大衆指導路線を批判する反ボルシェヴィズム、ローザ・ルクセンブルク主義、労働者反対派(アレクサンドラ・コロンタイなど)的立場である。 |
※ |
構成員(公然活動家=合法活動を行なう)は50〜100人ぐらいであるそうですから大半が参加して集会をしていたのでしょうか・・・ |
ボルシェビキ: |
〔多数派の意〕ロシア社会民主労働党の左派。
レーニンを指導者とし、マルトフらのメンシェビキと対立。三月革命後の臨時政府を支持せず、十一月革命を起こしプロレタリア独裁を樹立。1918年ロシア共産党と改称。ボリシェビキ。 |
ローザ・ルクセンブルク
(1871-1919) |
ポーランドに生まれドイツで活動したマルクス主義の政治理論家、哲学者、革命家。
彼女はポーランド王国社会民主党の理論家。
1919年1月ベルリンでドイツ革命に続いて武装蜂起を指導するが、国防軍の残党やフライコール(義勇軍)との衝突の中で数百人の仲間とともに逮捕、虐殺される。 |
アレクサンドラ・コロンタイ
(1872-1952) |
ソ連の政治家。女性初の人民委員となり、各国大使を歴任。
女性問題に関する著述も多く、特に小説「赤い恋」は性の自由を説き、反響を呼んだ。 |