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西区己斐西町の旭山神社参道の石段を登った処に対になって建っている
「己斐町消防組創立二十周年記念」石柱と「寄贈 己斐町消防組」石柱をこの頁では取り上げました。
※「大正十三(1924)年十月三十一日建設」も刻まれています。 |
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石段手前の参道脇に「橋本調二翁頌徳碑」が建立されています。
碑文を読むと、橋本翁は、大正12(1923)年から消防組頭に推されてから30有余年・・・とありますので、就任間もない氏の主導でこれらの石柱が建てられたのだろうと(わたしは)思いましたので取り上げました。 |
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当時は、佐伯郡己斐町でしたので、広島市ではありませんでしたが、広島市の消防のあゆみという資料を参考に下段に関連年表をつけてみました。 |
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1692 |
元禄 5年 |
「火事の定」を制定、広島藩内4組の消防組が組織されました。 |
1889 |
明治22年 |
町村制発足により佐伯郡「己斐(こい)村」が発足。 |
1894 |
明治27年 |
勅令「消防組規則」の公布により、従来の消防組を統合して広島市消防組と改称、4部に分けて配置されました。 |
1911 |
明治44年 |
町制施行により佐伯郡「己斐町」と改称。 |
1929 |
昭和4年4月1日 |
己斐町は、広島市へ編入合併されました。 |
1939 |
昭和14年1月 |
警防団令の公布により,消防組は警護団と統合して新しく消防団を組織することとなりました。 |
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玉垣の石柱かなとも思いましたしが、側面に建立年月日が刻まれていることから幟立て用の石柱かなとも思いながらでしたが、2010年、2012年参拝した時撮影していました。
撮影画像を整理している2015年になりましたが、この頁を編集しました。 |
15.03.11.裕・記編集 |