(アレイからすこじまからみる)音響測定艦・あき

 呉市昭和町の“海上自衛隊呉造修所工作部”横に停留していた艦番号5203「音響測定艦・あき」です。
音響測定艦とは、海洋における音響情報の収集を目的とする艦艇で、武装はないものの、SURTASS(サータス)と呼ばれる曳航ソナーを装備しており、これを用いて各種艦船の「音紋」と呼ばれる音響情報を収集します。
艦名は、瀬戸内海の広島県沖合いにある「安芸灘」を由来としています。
音響測定艦は海中に潜む潜水艦などの動きを探る専門船で、軍事機密性が高い。
従来は「ひびき」「はりま」の2隻だったのが、3隻に増えることで乗員負担を少なく、かつ綿密に作業ができ、人員不足に悩む海自は2020年11月に進水した新型護衛艦「くまの」でも、乗員クルー制を予定している。
「あき」など、ひびき型の音響測定艦は双胴船型のため横揺れが少なく、高所のエンジンで発電機を回し、その電力でスクリューを動かす独特の構造や長大な曳航ソナーにより、艦ごとに異なるスクリュー音を聞き分け、船種や艦名を特定できるそうです。
艦種:音響測定艦。
級名:ひびき型(三番艦が“あき”)
建造費:226億円
建造所:三井E&S造船玉野艦船向上
〔艦歴〕
起工:2019年3月5日。進水:2020年1月15日
就役:2021年3月4日
〔要目〕
基準排水量:2,900屯
全長:67.0m
最大幅:29.9m
深さ:15.3m
喫水:7.5m
速力:11ノット
推進機関:ディーゼル4基。スクリュー2軸
乗  員:約40名

出典:Wikipedia
わたしが撮影した画像では双胴船ということがわかりにくいので、Wikipedia画像を使用しました。
前(2013年)回撮影した時は、ここアレイからすこじま(公園という名称は付いていませんが)からみる海域にこれほどの海上自衛隊の艦艇が停泊はしていなかったので撮影したのです。
この海域の西側に停泊していた“艦番号5203”と“艦番号483”を撮影し、この頁では艦番号5203「音響測定艦・あき」を取り上げました。
海自についても疎いわたしはNET検索で艦番号で音響測定艦ということが分かったので編集しました。
21.06.01..裕・記編集

21.05.06.撮影
広島県呉市昭和町6-17 海上自衛隊呉造修所工作部”停泊所

21.05.06.撮影
(“アレイからすこじま”から撮影しました)

21.05.06.撮影



「乗り物」編



広島ぶらり散歩へ
アレイからすこじま
  音響測定艦・あき
  敷設艦・むろと
  油船37号


「呉市」編


inserted by FC2 system