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中区本通の広島アンデルセン前に建立されている「旧:帝国銀行広島支店・原爆被災説明板」です。
※新店舗へ建替えで、2018年7月より解体工事が開始して原爆被災説明板は撤去されています。
*2020年8月広島アンデルセン リニューアルオープン(予定)時には再び設置される?
*コロナ禍の2020年でしたが11月に訪ねました。ここで取り上げた原爆被災説明板はありませんでした。
(新設の原爆関連説明板が設置されていました。別頁で編集21.01.06追記) |
帝国銀行広島支店・原爆被災説明板 (爆心地から約360m) |
この建物は、1925(大正14)年に三井銀行広島支店として建てられました。原爆が投下されたときは、合併により、帝国銀行となっていましたが、猛烈な爆風のため、屋根は抜け落ち、爆心地に近い北西側の壁も崩れ落ちました。戦後、何度か修復され、現在はベーカリーとして利用されています。 |
爆心地に面した部分が大きく崩れた帝国銀行広島支店
1945年(昭和20年)8月末 井上直通氏撮影 |
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1925(大正14)2月この地(革屋町)に三井銀行広島支店として鉄筋コンクリート造2階建てとして新築されました。
設計は長野宇平治建築事務所で、施工は大倉土木(戦後大成建設と改称)でした。 |
資料によると
『1945(昭和20)年8月6日米軍の原爆投下で宿直行員6名、女性行員12、13名の方々が亡くなったそうです。
建物は原爆被災説明板でわかるように屋根・天井は大部分が崩れ落ち外壁は爆心地方向の北西部は著しく破壊されています。しかし、金庫室は屋根・スラブや壁が他より厚く、(米国)モスラー社製金庫は被爆に耐え現金や帳簿類は無事だったそうです。』 |
2004年撮影してこの頁を編集しました。
2018年9月になりましたが、7月より解体工事が開始され、この帝国銀行広島支店・原爆被災説明板が撤去されている処(下欄画像)をみましたのでこの頁を更新しました。 |
18.12.01.更新 04.04.10裕・編集 |