宮島水族館でみたもの

  廿日市市宮島町の“宮島水族館”でみた「ミヤジマトンボ」などをこの頁で取り上げました。
ミヤジマトンボの幼虫(終齢)、成虫。アシカショー。ペンギンふれあいイベント(わたしは人が多くて参加できませんでした)。のみですが、宮島水族館館内で撮影した画像でこの頁を編集しました。
2012年4月7日見学した後、5月11日になってミヤジマトンボが生息しているということで、宮島の南部海岸≒142ヘクタールがラムサール条約登録される事を知りましたので、展示してあったミヤジマトンボを撮影していましたのでこの頁を編集しようと思ったのです。
アシカショーは、リニュアル開館後1年もたっていないから多くを期待するのは無理なのでしょうが、飼育員から餌をもらおうとするアシカでしたので、もう少しスムーズな演技?を望むというチト辛口のわたしの見方でした。
ペンギンを触ったことはありませんので、いい歳のわたしですが参加してみたかったのですが、人が多く長蛇の列でしたのであきらめ、横から撮影しただけでした。
12.05.25裕・記編集
 広島県廿日市市宮島町10-3  宮島水族館入館時もらった内部展示案内パンフレット
(展示標本) ミヤジマトンボ
  今(2012)年5月11日新聞をみていたら
国内唯一のミヤジマトンボの生息地:宮島ラムサール条約登録へという記事に目がいきました。
世界遺産の島・宮島が、重要な湿地の保全を目的とするラムサール条約に登録されることになりました。環境省が5月10日発表した国内候補地リスト9ヶ所に盛り込まれました。7月に正式登録の予定で、広島県内では初となります。
対象地域は、島南部の海岸約142ヘクタールで、山からの湧出水と海水が混じる汽水の湿地が広がり、国内で宮島にしかいないミヤジマトンボ(絶滅危惧種)の生息地として評価されました。
宮島は古くから信仰の対象だったため人の手が加えられず、貴重な自然が広がっています。1934(昭和9)年に全島が瀬戸内海国立公園に編入され、自然公園法が定める特別保護区域です。
対象地域となった南部海岸は、道路整備などがされず、保護活動に携わる広島県職員らも海路で入り、後背に当たる森林は手つかずです。湯崎英彦知事は「宮島の自然環境の豊かさの認識が更に高まることが期待される」と歓迎するコメントを発表しました。
ミヤジマトンボは、世界中で日本と香港のみに生息し、国内では宮島だけに確認された種で、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧1類に分類されます。体長約3〜4cmでシオカラトンボに似ていますが、やや小さく腹部の形が異なります。大潮の時に海水が入り込む汽水湿地に生息しています。
広島県は、1994(平成6)年に特定野生生物種に指定。広島県や研究者でつくる「ミヤジマトンボ保護管理連絡協議会」が保護活動を展開しています。台風などの影響で湿地が埋没し、海水が入らないこともあり、淡水化するとミヤジマトンボが生息できなくなるため、協議会のメンバーらは水路を整備するなどの対策を取っています。
宮島は近年、環境の変化による森林の荒廃や、周辺海域の埋め立てにより広島湾内の海流が変化した影響などで、消滅する湿地もあります。広島県は登録を機に、「生息地の保護・保全に一層の力を入れたい」としています。宮島の自然保護に詳しい市民団体「広島フィールドミュージアム」の金井塚務代表(廿日市市)は「現在は人工的に湿地を維持しているが、登録を機に環境保全について根本的な部分を考える必要がある」と指摘。「宮島だけで見るのではなく、八幡川や太田川放水路(ともに広島市)流域の保全など、周辺海域も含めた環境保全の視点が必要だ」と強調しています。
中国地方では、中海(鳥取・島根県)、宍道湖(島根県)、秋吉台地下水系(山口県)に次いで4ヶ所目になります。
Ramsar
 Convention
ラムサール条約
イランのラムサールで、1971(昭和46)年に採択された国際条約「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」の通称。
広く水辺の自然生態系を保全することを目的とする。登録対象となる区域は湿原のほか、湖・渓流・浅い海などの水域も含まれる。
日本は1980(昭和55)年に加盟。国際湿地条約。

12.04.07展示を撮影
アシカショー
あしか
海驢
1) アシカ科の海獣。オットセイに似るが、やや大形で体長約2m、暗褐色。太平洋に分布。
  近縁のアザラシとは異なり、陸上では四肢で体を支えて歩行する。うみおそ。うみうそ。みち。
2) 鰭脚(ききゃく)目アシカ科の哺乳類の総称。トド・オットセイなども含まれる。

12.04.07撮影
ライブプールにて

12.04.07撮影

12.04.07撮影

12.04.07撮影

12.04.07撮影
ペンギンとのふれあいイベント
Humboldt
   penguin
フンボルトペンギン
ペンギンの一種、フンボルトペンギン属。チリおよびペルー沿岸のフンボルト海流域にすむ。全長約65cm。
フンボルトは独・地理学者アレクサンダー・フォン・フンボルト(1769-1859)に由来するそうです

12.04.07撮影



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