大塚志穂作品:蒲公英(たんぽぽ)

  中区千田町の広島赤十字・原爆病院新館玄関入ってすぐの処に展示されている大塚志穂作品「蒲公英」です。
〔※柱の後側には平野あゆみ作品「水鳥」が展示されています。〕
ガラスケースの中の作品を撮影する腕がないわたしであるとまず云わなければなりません。
第10回 広島赤十字・原爆病院賞
「蒲公英(たんぽぽ)」
大塚志穂 Shiho    
2020年 真鍮、銅、銀、レンガ;H250×W500×D330mm
令和2年度 広島市立大学院芸術学研究科 卒業作品
      〔作品解説〕
  子孫を残す為、綿毛になる蒲公英と繁殖期になると飾り毛を生やすコサギは似ていると思い作品にした。
  綿毛の部分は極細の銀線で作製し、葉は真鍮という金属を、木槌と金槌で一枚、一枚丁寧に叩きながら造形した後、伝統的な着色技法の緑青仕上げで緑色に発色させている。金属工芸の伝統的な加工方法や発色方法に多様な可能性と面白さを感じながら表現した。
コサギの繁殖期には、
『冠羽をはじめ胸や背中の繁殖羽が顕著に現れます。また、繁殖初期には露出部が婚姻色に染まり、普段は黄色の嘴や脚、虹彩がオレンジや朱色に変化します。』そうですのでわたしはNET画像検索でみました。
まだコロナ禍の2022年の定期検診時、新館玄関から入ってすぐに平野あゆみ作品「水鳥」が展示されていますその柱の裏側に、ここで取り上げた大塚志穂作品「蒲公英」が新しく展示されたことに気が付いたのです。
第10回 広島赤十字・原爆病院賞のこの大塚志穂作品「蒲公英」で、
第5回 広島赤十字・原爆病院賞が、平野あゆみ作品「水鳥」です。(ので)
この賞が長く続けば、次の柱の処に受賞作品が展示されていくのでしょうか?
 23.08.11.裕・記編集

22.07.15.撮影
広島市中区千田町1-9-6 (広島赤十字・原爆病院新館玄関)

22.07.15.撮影
(作品正面からみました)

22.07.15.撮影
(たんぽぽを正面からみました)

22.07.15.撮影
(側面からみました)

22.07.15.撮影
(側面からみました)



野外彫刻など」編



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