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東広島市河内町中河内の立栄寺に建立されている「親鸞聖人像」です。
※台座に「蓮如上人歌碑」があります。 大道山・立榮寺は、浄土真宗本願寺派のお寺です。 |
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親鸞(1173-1262)聖人御尊像 [原型作者:秦治三郎] |
恋しくば 南無阿彌陀佛を 稱うべし
われも六字の 中に住むなり |
蓮如(れんにょ)上人(1415-1499) |
室町中期の浄土真宗の僧。本願寺第八世。京都の人。諱::兼寿。号:信証院。諡号:慧灯(えとう)大師。
宗旨を平易な文で説く「御文(おふみ)(御文章)」を送って布教し、門徒派の組織化に尽力。比叡山衆徒により本願寺が破却されて越前吉崎に住し、のち畿内に戻り、山科に本願寺を再興。晩年は大坂に石山別院を建立した。
著「正信偈(しょうしんげ)大意」。
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本堂前に建立されている親鸞聖人像を浄土真宗のお寺で見てきましたが、作者が分からないままでした。
ここ立栄寺でも作者はわかりませんでしたが、この像を鋳造したのが京都の“岩澤の梵鐘”であるという銘板が付けられていましたので、尋ねることでわかるかもしれないと思ったのです。
岩澤の梵鐘(株)に尋ね教えていただいた処、(親鸞聖人の「鏡の御影」を模写し立体化した)原型作者は秦治三郎先生という事を教えていただきましたので、この像の作者がわかりました。 |
この親鸞聖人像の台座に歌を刻んだ板が取り付けられており歌碑になっていました。
この「恋しくば・・・・」の歌は蓮如上人の言葉ということがわかりましたので、「文学碑」編にリンクさせています。 |
文学碑の頁として編集しようと思っていましたが、岩澤の梵鐘の方にお手数をおかけしましたが、作者を教えていただきましたので、親鸞聖人の像の作者がわかりましたので、「野外彫刻など」編にもリンクすることができました。 |
12.11.04.裕・記編集 |