(江波山公園)公衆便所

  中区江波南の江波山公園に設置されている「風速計に模した公衆便所」です。
江波山公園に設置されている公衆便所は、風車を模したデザイン(≒意匠)になっていますと2005年に江波山公園の頁を編集した時に(わたしは)書いていました。
2011年に訪ねた時に、交流ウォーク(地元の)Mさんに便所壁に江波焼の皿が埋め込まれている事、便所のデザインは気象館にちなんで風速計を模していることを教えていただきました。
便所は1991(平成3)年に建設されたと聞きます。
江波焼(えばやき)
中区江波二本松付近の江波皿山東南麓にある(あったとされる)窯跡で、江戸時代文政(1818-1830)末年から幕末までの約40年間に焼成された皿、茶碗などの日用雑器の染付磁器。
昭和初期の埋立工事で窯跡は焼失していますが、芸藩の執政・今中大学の日記などの古文献によると1829(文政12)年4月に真菰(現在の市役所付近)の別荘に窯元油屋忠右衛門と職人5人を招き製陶術を見学した記述や、藩主、重臣らの皿山見分の記録があります。
江波焼の染付は山水図が多く。手数を省いた余白のある絵、稚拙な筆法とダミ(ぼかし染付)が特徴で、ほとんど裏白皿(裏染付のない皿)、であり、器型も高台や目跡がやや雑で浅く、皿など歪を補う波状の輪花皿が多いそうです。
  関連頁:江波焼
2005年に江波山公園の頁に、この公衆便所の画像も一緒に掲載して編集していましたいました。
2011年江波焼の皿の件、便所のデザインの件などがわかりましたので、2014年のいまになりましたが、公園から分離し、2014年この頁を編集しました。
2015年久しぶりにここ江波地区をぶらり散歩した時、ここで取り上げている公衆トイレを利用しようと近づいた時、外壁壁が壊されている処に遭遇しました。
また、江波焼に関する頁を別頁で編集しようと思ったので、この頁を更新しました。
15.08.30.更新      14.09.26.裕・記編集

07.04.08.撮影
広島市中区江波二本松〜江波南

05.02.25.撮影
何かなとおもいました、風車*を模したトイレでした。          *気象に関わる“風速計”でした

11.04.09.撮影

11.04.09.撮影
便所の壁に江波焼の皿が嵌めこまれています

11.04.09.撮影
2011年は4月9日はサクラは満開でした

15.04.18.撮影
2015年立ち寄った時(遠くからでしたが)壁がめげていると思いました

15.04.18.撮影

15.04.18.撮影
外壁壁が壊されていました 説明板もめくれてきていました

11.04.09.撮影
モザイクタイルで(男子用)トイレ壁がデザインされています

11.04.09.撮影



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