藤井佐一郎翁頌徳碑

  安佐北区可部町大字上原の上原八幡神社参道前に建立されている「藤井佐一郎翁頌徳碑」です。
正面:藤井佐一郎翁頌徳碑   廣島縣知事從四位勲三等 川淵洽爲書
側面:昭和六(1931)年三月上原部民建立
藤井佐一郎(ふじいさいちろう:1858-1934)
明治9(1876)年より上原村の子弟教育に関わる。後に公吏(こうり=地方公務員の旧称)、上原村村長(初代:在任1889-1897)、可部町長(第7代:1899-1906)、郡會副議長、郡農會議長を務めました。
村内においては神殿改修、説教所建設などに尽力し、忠愛の志を以って日清、日露戦役において協力した事で勲七等・青色桐葉章を賜ったほどでした。人望も篤いところから昭和6(1931)年3月頌徳碑建設委員長の碑文で碑を建立しました。
碑題字は、広島県知事第23代川淵洽馬、知事在任:1929(昭和4)年-1931(昭和6)年の揮毫によるものでした。
村長、町長在任期間などは、可部カラスの会発行「わがまち可部」を参照しました。
碑文は、わたしがわかった概要です。
この碑をみた時、広島県知事川淵洽馬に目が行ったのです、というのは広島ぶらり散歩「歴代広島県知事」編において、知事の足跡を(わたしは)探しており、川淵洽馬県知事に関しては、はじめてであったからでした。
2014年8月の土砂災害は、受けていないようでした。
17.11.19.更新   10.04.05.裕・記編集

11.01.08撮影
広島市安佐北区可部町大字上原    (曼陀羅寺観音堂と藤井佐一郎翁頌徳碑と神社への参道・石段)

11.01.08撮影

11.01.08撮影

11.01.08撮影

11.01.08撮影

15.10.30.撮影



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