|
安佐北区可部町大字上原に建てられている「上原八幡神社の鐘楼」をこの頁では取り上げました。 |
可部地区の神社(複数)で鐘楼をみてきましたが、ここ上原八幡神社では石段横に寺山の観音堂(迎接院曼陀羅寺)が建立されているので、お寺の梵鐘だろうと(わたしは)勝手に思っていたのです。
2013年訪ねた時に梵鐘をみると「上原八幡神社」「昭和廿六年秋 安佐郡可部町二宮鋳造 鋳物師
中野眞之輔 川辺武啓」と鋳込まれていましたので、上原八幡神社の梵鐘だったという事がわかりましたので撮影しました。
|
2011年可部南5丁目に鎮座の(下の浜)胡神社は、二宮産業の初代二宮初蔵が祀ったといわれる事を知ったのです。また、二宮鋳物は初蔵が1896(明治29)年6月創業した事も併せて知りました。
ここ上原八幡神社の梵鐘に鋳込まれた二宮鋳造をみましたので、この頁を編集しました。 |
2010年可部南1丁目に鎮座の友広神社でも梵鐘をみて撮影して頁を編集していましたが、その作者を気にとめることもなかったのです。今回この頁を編集しながら、友広神社の梵鐘をみると「昭和廿七年三月 可部町 二宮英輔鋳造 鋳物師
中野眞之輔 中村権八」と鋳込まれていました。同じ二宮鋳造で鋳物師として中野眞之輔(相棒は違っていましたが)が両方の梵鐘に関わっていたことがわかりました。 |
10.04.23.裕・記編集 |