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安佐北区可部町大字上原の上原八幡神社の標柱は昭和御大典記念として建立されたものです。
※上原八幡神社鐘楼の根際に建立されている昭和御大典記念石柱も取り上げました。
この石柱は海外渡航者寄進したものでしたので取り上げました。 |
標柱 |
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御大典記念 |
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昭和戊辰仲呂奉建 |
昭和昭和戊辰=1928年 |
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記念石柱 |
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御大典記念 |
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昭和四年九月建之 |
昭和4年=1929年 |
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海外渡航者寄附 |
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*仲呂(ちゅうりょ)とは、陰暦4月の異称の事だそうです。 |
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昭和・即位の礼 |
昭和3(1928)年11月10日、昭和天皇(1901-1989)は即位の礼を執り行われました、
式典では内閣総理大臣・田中義一(1864-1929)が万歳三唱しました。天皇は紫宸殿(ししいでん)の儀を終えた後、11月21日に伊勢神宮で即位の報告をし東京へ戻った。東京に於いても宮中晩餐・夜会などの祝宴の他、観兵式・観艦式等が執り行われた。昭和の大礼の総予算は当時の金額で1968万3637円50銭5厘とわれています。 |
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何度か訪れ参拝したことがあるここ上原八幡神社でしたが、2013年交流ウォークで訪ねた時に標柱が(昭和天皇の)御大典記念として建立されていた事に気が付き撮影しました。
また、鐘楼の根際に小さな石柱に目を向けると、海外渡航者(主にはハワイに移住した人々でしょうが)の寄附で幟立石柱が昭和天皇の御大典記念として寄進されたのだろうと(わたしは)思いました。 |
17.11.19.更新 13.04.22..裕・記編集 |