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安芸区中野東にある切幡神社の為の「御供米の池」です。 |
切幡神社の御供米(ごくまい)の池は社から東側の丸山の麓にあり、旧記にある清水川の池がこれなのです。
切幡神社の洗米(せんまい≒神仏に供えるあらいごめ)の水に使ったもので、どんな長雨でも水が増減しないといわれ、もし穢(けが)れた者が水を汲んだり、不浄に用いると直ちに濁りを表わすと記されています。
現在は、(画像でお解りになるでしょうが)水量も少なくなっています。 |
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今(2014)年3月わが地区の中野公民館と瀬野川郷土史研究会共催の「ふるさと教室」に参加させていただいた時、ここ切幡神社の御供米の池のことも教えていただきました。
池は幅:3.8m、奥行:1.5mだそうです。
丸山の名は、玉のような神徳を示していることで名付けられたそうです。 |
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切幡神社の御供米の池を教えていただいた時、神に供える米を洗う水にもこだわりがあったのだと思いました。
御供所(≒社寺に付属した、神に供える酒食を調えるための場所)は、広島市重要有形文化財に指定されている広島東照宮の御供所をみていましたが、その時は、米を洗う水まで考えを広げることが出来なかったな〜と思ったわたしでした。 |
14.04.13.裕・記編集 |