(本願寺広島別院)被爆樹木・ソテツ

  中区寺町の本願寺広島別院にある「被爆ソテツ」です。
(新しい標識) 被爆樹木  ソテツ
A-bombed Trees Japanese sago paimCycas revoluta
                爆心地から1,150m
寺院内で被爆し、後にここへ移植されました。
被爆樹木  ソテツ
A-bombed tree Japanese Fern Paim
爆心地から1,150m  
Approx.1,150m from hypocenter
このソテツは、1945(昭和20)年8月6日の原爆にも耐え、生き残りました。
2004年9月の交流ウォークのとき被爆したソテツということを教えていただきました。
2006年黄色い被爆樹木標識をみたので撮影しました。
2015年被爆70年慰霊碑関連で尋ねましたのでその時この被爆ソテツも撮影していました。
2017年みた時新しい白色の被爆樹木標識になっていましたので撮影していました。
今(2018年)回画像を加え、この頁を再編集しました。
18.03.09.更新    04.11.22裕・編集

04.09.18撮影
広島市中区寺町1−19   本願寺広島別院鐘楼と被爆ソテツ

04.09.18撮影

04.09.18撮影
ソテツの雌花
蘇鉄(そてつ) ソテツ科の常緑低木。暖地の海岸付近に自生し、また観賞用に栽植される。
幹は太く、単立し、高さ約3m。葉は大形の羽状複葉で、頂に群生する。
雌雄異株。雄花は夏、幹頂につき、円柱形で鱗片が螺旋(らせん)状につく。また、雌花は多数重なってつく。種子は球形で朱色に熟す。種子と髄に含まれるデンプンは有毒だが、よく晒(さら)せば食用ともなる。
池野成一郎によって精子が発見された。「蘇鉄の花」の 季語は夏。
(いけのせいいちろう)
池野成一郎:
(1866-1943)
植物学者。東京生まれ。帝国大学農科大学教授。
1896(明治29)年ソテツの精子を発見、種子植物とシダ植物の類縁を明確にし、植物分類学に貢献。ローマ字論者で「実験遺伝学」をローマ字で著す。
1896年、時を同じくして平瀬作五郎によってイチョウの精子も発見された。

06.09.15.撮影

06.09.15.撮影
(被爆樹木標識に気が付き撮影しました)

15.04.18.撮影
(被爆70年の2015年にもみました)

15.04.18.撮影

15.04.18.撮影

17.04.27.撮影
(新しい白色の被爆樹木標識になっていました)

17.04.27.撮影

17.04.27.撮影

17.04.27.撮影

17.04.27.撮影



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