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三次市作木町伊賀和志に鎮座している「(伊賀和志)天満宮」です。 |
祭神:菅原大神(すがわらのおおかみ)
由緒:文政2(1819)年の旧記に応永25(1418)年12月25日当山の枇杷槙に光を放って天降りるものがあり、里人が不思議に思い石州神主に尋ねると、天神なりとのことで、当所の氏神様として奉祀したと云われています。
また、別伝によると永享8(1436)年10月25日夜、山に光るものがあり、村人は怪しみ行ってみれば、鏡を背負った亀がおり、(隣村)石見國口羽村の神主を招じて神々にお伺いをたてれば天満宮との事で、それ故亀石山と称して天満宮を祀ったとの伝えられています。
もとは、天神川の辺、江の川に近い所に鎮座していましたが、水害を度々受けるので、(現在の)伊賀和志駅東側の高台に遷座し、昭和44(1969)年三江線付設のため現在地に遷座しました。 |
2003年になりますが、フードフェスタの催しとして県立体育館で伊賀和志神楽団の演じる「八岐大蛇」をみた事があり、その時の頁を編集する時、藤井昭著「芸備地方のまつり」をみると作木天満宮例祭の伊賀和志神楽で「しづやしづしづの小田巻くり返し」や、「吉野山峯の白雪踏み分けて」などの“鈴合わせ”(広島県無形文化財)が演じられるとあったのです。 |
JR伊賀和志駅から江の川沿いに邑南町口羽に行っている時にこの「(作木村伊賀和志)天満宮」に参拝しようと思い、事前に広島県神社誌をみてたのです。天満宮(上記のような)の記載はありましたが、場所がよくわからなかったのですが、行って、住民の方に尋ねれば分かるだろうと楽観的に考えました。 |
ところが、ここも過疎化していっているのでしょう住民の方に会わないのです。やっとあった方に尋ねるとこの道を行った処の左手に社が見えるからと教えていただきました。
三江線の下をくぐって少し行くと、さくぎ伝承館をみましたので撮影し、そこから少し行ったところにここで取り上げた天満宮の御社をみましたので、参拝したのです。 |
14.01.15.裕・記編集 |