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南区仁保沖町のマツダミュージアムに展示されている「マツダRX-8ハイドロジェンRE」です。 |
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この車は、これからの環境とクルマのあり方を提案する最新技術として「第37回東京モーターショー2003」に出展したコンセプトカー(≒骨格となる発想車)です。
2種類の燃料を搭載し、スイッチ(≒開閉器)の切り替えでガソリンと水素のどちらでも走行できるッデュアル・フューエルシステム(≒両用・燃料方式)を採用しています。
翌(2004)年には国土交通省大臣認定を受け、世界で初めて水素とガソリンの2つの燃料が使用できる水素ロータリーエンジン(≒回転式発動機)車が公道試験走行を開始しました。 |
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RX-8ハイドロジェンRE
Hydrogen Rotary Engine Vehicle:Mazda RX-8 2003(平成15)年 |
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エンジンタイプ |
水冷直列2ローター |
排気量 Engine Displacement |
654cc×2ローター |
最大出力(水素使用時) |
81KW(110ps)/7,200rpm |
全長 |
4,435mm |
全幅 |
1,770mm |
乗車定員 |
4名 |
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2004年の国交省大臣認可からすでに10余年経っても実用化には多くの課題が残っているのだろうと自動車に疎いわたしですが思っています。
量産化には解決しなければならない技術的な問題もあるでしょうし、
まず、車の価格が高価すぎる(量産化で少しは下がるでしょうが)、燃料となる水素供給の施設・水素ステーションの建設など解決されなければならない問題があることでしょうね。 |
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昨(2015)年1月新聞報道で知った「トヨタが燃料電池車の普及に向け、燃料電池関連の全特許を無償提供する。」というニュースを知りましたが、マツダの水素ロータリー車とは方法は違っても水素を利用した自動車という大きなくくりで協力していくことが必要なのかとも思ったりしますが。 |
16.02.13.裕・記編集 |