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山口県防府市中央町の防府駅(港口)前広場に建立されている淀井敏夫作「周防の海」です。 |
淀井敏夫(よどい としお:1911-2005) |
彫刻家。兵庫県朝来市生まれ。東京美術学校彫刻科卒業。
1936(昭和11)年二科展出品。1951(昭和26)年二科会会員。1972(昭和47)年平櫛田中賞。1977(昭和52)年「ローマの公園」で芸術院賞受賞。1982(昭和57)年芸術院会員。1994(平成6)年文化功労者。2001(平成13)年文化勲章受章。人物像のほか海や鳥をモチーフとした具象彫刻で知られる。 |
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JR防府駅の港口前広場に設置されている淀井作品です。
港口に設置されていることから作者が得意とする海や鳥(海鳥?)をモチーフにした作品(2体の像)にはもってこいの場所かもしれないと思いました。撮影している時この作品何処かでみたなと思ったのです。
帰宅後今(2011)年3月尾道でみた「渚」(1体の像)という作品とここ防府の作品の一体が同じ人物像のようでした。
鋳型さえあれば同じ作品が何体も作成できるのですから不思議ではありませんが、文化功労者として顕彰された年(どちらが先かは、わたしにはわかりませんが)に設置された作品でした。 |
11.11.08裕・記編集 |