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安佐南区西原地区と東区牛田新町地区を結び太田川に架かる「祇園新橋」です。 |
祇園新道は、1971(昭和46)年 山陽と山陰(陰陽)を結ぶ国道54号のバイパスとして事業化され、その祇園新道の太田川に架かる橋として祇園新橋が計画されました。
1977(昭和52)年7月 都市計画決定(新交通システムの導入が決定)しました。
1981(昭和56)年工事着手。最初は、祇園新橋、昭和橋などの構造物が進められました。
1988(昭和63)年3月山陽自動車道広島ICの開通に合わせ、広島市東区牛田新町〜安佐南区緑井間の暫定供用がはじまり
、この時は(現在の下り線専用になっている)祇園新橋の供用がはじまりました。
その後、こうへい橋の架け替え、祇園新橋上り線の架設、多車線化など、環境整備が進みました。
1989(平成元)年2月28日新交通システムが起工、1994(平成6)年8月20日(アストラムラインが)開業しました。
2008(平成20)年4月1日国道54号旧道(可部街道)のうち、中区・広島市民球場南交差点〜安佐南区・中須2丁目交差点の区間の管理が国土交通省から広島市に移管され、国道54号は祇園新道のみとなりました。(旧道区間は国道183号・国道261号に変更)。ということで、祇園新橋は現在国道54号に架かる橋になっています。 |
祇園新橋は、1994(平成6)年6月開通の国道54号祇園新道の太田川に架かる長さ386mの橋です。
(現在は)橋脚同一ですが、上下線別橋になっている祇園新橋の中央には、1994(平成6)年8月営業開始のアストラムライン(広島高速交通)の高架橋があります。
資料をみると上り線と下り線の2期に分けて完成したそうです。(後日竣工板もみました)
(T期=下り線)連続箱桁橋として橋長367.9m、幅員17m。完成1987(昭和62)年。
(U期=上り線)連続箱桁橋として橋長367.9m、幅員17m。完成1991(平成3)年。 |
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U期工事(上り線)竣工板
1990(平成2)年9月 |
T期工事(下りり線)竣工板
1986(昭和61)年9月 |
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(祇園新橋表示板) |
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わたしは、以前(東区)牛田に住んでいましたが、この辺りに来ることはほとんどありませんでした。
広島ぶらり散歩「広島の橋」編を編集しだしてから意識してこの祇園新橋をみるようになり2005年に撮影し頁を編集しました。
この祇園新橋をみながら、1994(平成6)年第12回アジア競技大会広島大会(10月2日〜16日開催)は、広島の町に色々と変化をもたらしたな〜と思いました。 |
2006年2010年に撮影した画像は部分的なものとして、別頁に編集しました。 |
2013年安佐南区の方からこの祇園新橋を撮影しましたので、画像を加え、祇園新道(現在国道54号)に架かる祇園新橋ですので、祇園新道について加筆し、この頁を更新しました。 |
13.04.13更新 05.05.02裕・編集 |
関連頁:祇園新橋(部分) |