|
安佐南区緑井町にある毘沙門堂の山水は「原爆忌の献水」になっていますのでこの頁で取り上げました。 |
権現山・毘沙門堂は、広島県真言宗教団のお寺です。
『一千年の歴史を物語る如く聖観音像、福石、縁結び岩・修行大師尊像等現存し、信仰を集む。』と縁起碑に記述してあります。 |
* |
(原爆忌での)献水は、『炎の中で、水を求めながら、亡くなられた方々のため、(広島)市内16箇所から集めた清水を捧げます。』ということで、1974(昭和49)年8月6日の「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」(通称・平和記念式典)から式典前の行事として取り入れられました。それ以来毎年行われています。
広島市内16箇所から集められた水を、 市民の手により原爆原爆死没者慰霊碑(正式名:広島平和都市記念碑)前にささげるものです。
2011年に17番目の献水箇所として、原爆投下直後に多くの被爆者が運ばれ、野戦病院となった旧陸軍似島第2検疫所跡の井戸水が献水行事に初めて使われる事になりました。 |
|
以前資料で、ここ毘沙門堂境内に原爆死没者慰霊塔として建立されている多宝塔がありますので訪ねたのですが、この手水舎の手水が、原爆忌の献水として原爆死没者慰霊碑(正式名:広島平和都市記念碑)前にささげるものの(昨年までは16ヶ所でしたが)17ヶ所の一ヶ所として採水されている場所ということも知っていましたので、撮影しようと思っていたのです。
手を清め、口を濯いでみましたが、谷水にしてはぬるい水だなと(わたしの勝手な感想ですが)思いました。 |
11.08.25.裕・記編集 |