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安芸区上瀬野と上瀬野南を結び瀬野川に架かる「一貫田橋」です。
※5径間の鉄筋コンクリート桁橋です。
※2018年7月6日西日本豪雨で北側2径間倒壊、1橋脚流失(車両の通行ができなくなり)ました。
しかし、一貫田橋歩道橋に大きな被害がなく、(現在は)通行可になっています。
※2020年災害復旧工事(工期は8月31日まで)をしていましたので、10月立寄り完成した処を撮影しました。 |
瀬野川に架かる一貫田橋ですが、この橋のすぐ上流側に支流・熊野川が流れ込んでいるのです。
しかし瀬野川本流よりも支流熊野川の川幅が広いようなのです。
瀬野川と熊野川から流れ込む土砂でこの辺り本来の川幅が狭くなっているからでしょう2006年浚渫工事がはじまっていました。 |
瀬野川もこの辺りまで遡ると川幅も狭くなってきていますが、ここは支流である熊野川が流れ込むため川幅が広くなっています。
熊野川沿いには明治期殖産政策の一環として(愛知県と広島県に)官立綿糸紡績工場の建設地が選ばれます。それは動力として水力を選んだため広島ではこの地に決まったそうです。それほど水豊かな土地で、むかしは世能荘といわれる荘園の地であったのです。 |
2018年7月6日西日本豪雨でこの一貫田橋が倒壊したと新聞報道で知ったのです。
この一貫田橋は2006年撮影してから撮影することも渡ることも無かったのです。
倒壊した橋の撮影だけで被害のすぐに訪れることをためらっていましたが、二か月ほど経ち少し落ち着いてきたのではと思いましたので(2018年)9月撮影に上流の代橋からJR瀬野駅付近までの橋々を歩きながら撮影しました。 |
20.10.27.更新 06.05.09裕・記編集 |
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06.05.04撮影 |
広島市安芸区上瀬野1丁目と上瀬野南1丁目を結ぶ一貫田橋 |
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06.05.04撮影 |
川の中に浚渫高さのためのトンボが設置されていました。 |
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トンボ(建設業界での通称用語) |
道路工事や造成工事などの現場で、仕上高さなどを現地で目視でもわかるように、地面に打ち込んだ測量杭の側面に短い木片を打付けた小さい十字架になった木杭が設置されます。その十字架には造成仕上高さなどの数字が書き込まれているので、重機のオペレータはそれを見て作業します。この十字架のことを現場ではその形から「トンボ」と呼んでいます。 |
二級河川瀬野川水系熊野川河道浚渫工事(発注者:広島県広島地域事務所長)
工期:平成18年2月17日〜8月18日 |
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06.05.04撮影 |
06.05.04撮影 |
一貫田橋 |
いっかんだばし |
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(上流側に架橋の一貫田歩道橋) |
06.05.04撮影 |
(上流側に)一貫田橋歩道橋も併設されています |
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06.05.04撮影 |
一貫田橋歩道橋:3径間鋼製桁橋 |
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18.09.28.撮影 |
(上流代橋からみました)一貫田橋は無事?のように見えましたが |
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18.09.28.撮影 |
(上流側の一貫田橋歩道橋がみえていたからでした) |
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18.09.28.撮影 |
〔北詰(西詰)からみました〕2径間の内1径間流失、1径間倒壊、1橋脚流失 |
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20.10.24.撮影 |
(復旧した)2径間+(補強された既存橋桁)3径間 |
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地図は生活地図マップファン ウエブの地図を使用しました |
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