福岡競艇場
  福岡市中央区那の津に設置されている「福岡競艇場(通称・BOAT RACE福岡)」です。
※孝養の像(加藤知彦作)は、撤去されありませんでした。
(一社)全国モーターボート競争施行者協議会の施設紹介に、
ボートレース福岡は、全国24場中16番目に誕生し、福岡県の西部に位置する福岡市にあります。
主催する自治体は福岡市で、昭和28(1953)年9月26日。福岡都市圏広域行政事業組合は平成元(1989)年10月18日にそれぞれ初開催し現在に至っております。
』と紹介しています。
福岡競艇場略沿革
1953(昭和28)年 9月26日に初開催
スタンド(木造)183坪(≒605.7u)。発売所189坪。支払所101坪
1962(昭和37)年 入場料10円から20円
1966(昭和41)年 第一スタンド竣工
1968(昭和43)年 入場料20円から30円
1970(昭和45)年 特別観覧席及び第二スタンド増設
1973(昭和48)年 第一スタンドエスカレーター設置。(1979年防風ガラス設備完成)
1976(昭和51)年 入場料30円から50円
  1983(昭和58)年 西入口など完成
  1989(平成元)年 東スタンド完成(2011年界外壁改修工事)。第一スタンド改修工事完成
  1997(平成9)年 入場料50円から100円に改定。
  2003(平成15)年 中央スタンド完成、第二スタンド閉鎖(芝生広場)
“ボートレース福岡のweb site”によると、水面の特徴を
『那珂川の河口に位置している。
1マークは那珂川の川面に半分近く張り出していて、風向き、風力、潮の干満によって、うねりが発生する。
満ち潮のときは、11マーク付近で海水と淡水がぶつかり合い、複雑なうねりを発生させる。とくに北や北東の風が強いときは、博多湾からの波も加わり、より複雑になる。
うねり防止のため、11マークの防風壁の河口側に 3 基の浮函が設置されているが、多方面からうねりが侵入するため、すべてを止めることは難しい。
また、定期的にうねりが発生していることが判明したため、調査の結果、博多港に入港する船舶の影響によるものが原因の一つと確認された。このため、2012(平成24)年2月から発売締切と発売時間を変更することでうねり対策を行う。同’(平成24)年9月18日の一般戦からは、第1ターンマークにネトロン(消波装置)を設置するなど水面の改善に取り組んでいる。』と紹介しています。
うねりがないときは、状況は一変する。
引き潮時、とくに西向きの弱い風のときは、1マーク付近は静水面になり、アウト艇も思い切って握って回れる。
全国的にみて、福岡はインが弱い。
@「うねり」発生時は、中外からのまくり不利
A2 マーク側の奥行きが狭く、中外艇が大きく引いてダッシュをつけにくい など
イン有利な条件がそろっていても、インの1着率は年間を通して 30%強と、全国平均を下回っている。1マークがスタンド側に、2マークが発走ピット側に大きく振られているのも、インにとっては過酷な条件になっている。
これは全国的にほぼ同じ状況だが、福岡はとくにインの回りシロが少なく、高度な旋回技術が求められる。
わたしは、那珂川対岸の対馬に在った(いまはない)博多第二中学校に通っていたのです。
当時(昭和30年後半期)競艇場に目隠しはなく築港の友の家に行くときなどレースを見ていました。また、兄と共に那珂川でハゼ釣りをし、あるときにはいまは無い博多臨海線那珂川鉄橋を渡って競艇場の東端の方でハゼ釣りをしたこともあり、鉄橋上でボラ釣りをする人も多かったことを覚えています。
就職で、福岡支店に配属された時には、休みの日に舟券を買ったこともありましたが、暗く煙草臭いという競艇場の印象はぬぐえませんが既に半世紀あまりも前のことです(ので)。すぐに仙台支店に転勤になり、東北に競艇はなく福島競馬へとなったのです。
今(2018年)回久しぶりに訪ねたのです。
昔の印象から入口付近が狭くなったと感じたのは駐車場スペースが多くなったせいなのかもしれません。
場内は明るく、煙草の臭いがしない清潔さで、昔の印象は一新されていました。
孝養の像を撤去したままの状態は、(わたしとは)思想信条の違いがあっても笹川良一が築いた競艇の歴史をないがしろにしているとわたしは思っています。
18.09.28.裕・記編集

18.04.28.撮影
福岡市中央区那の津1-7-5

18.04.28.撮影

18.04.28.撮影

18.04.28.撮影
東スタンド   中央スタンド

18.04.28.撮影
東スタンド:平成元(1989)年5月。構造SRC造、地下1階地上7階建。延べ17,807,86u
一般1680席、指定840席、メンバーズ40席、ロイヤル23席。

18.04.28.撮影
中央スタンド:平成15(2003)年10月。構造SRC造5階建。 延べ15,008,4u
収容5944人。一般952席、指定445席

18.04.28.撮影
(東スタンド一般席から西側)出走ピット、第2ターンマーク方向をみる

18.04.28.撮影
大型映像装置   (向側:福岡都市高速高架)

18.04.28.撮影
(向側:福岡都市高速高架 博多ポートタワー)緩衝器付消波装置

18.04.28.撮影
第1ターンマーク (90m先)うねり止め消波装置

18.04.28.撮影
(防風壁兼目隠壁の外側と)那珂川右岸をみました
敬称は略しています
国土地理院の地図に書き込んでいます



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