|
東京都大田区池上の池上本門寺本殿に安置されている圓鍔勝三作「仁王像」です。 |
室町時代からあった仁王像が戦災で焼失していたので、日蓮聖人没後七百回忌の記念事業として再建される事になり、檀家を通じて圓鍔勝三(えんつば かつぞう:1905-2003)にその制作がゆだねられることになったそうです。
圓鍔勝三は、アントニオ猪木(1943- )ファンだったことからモデルを依頼、川崎の自宅で阿吽のポーズしてもらった処を撮影し、その写真を基に全盛期のアントニオ猪木のいかり肩で横幅がある仁王像を1978(昭和53)年に完成させたそうです。 |
* |
圓鍔勝三作の仁王像は、修理を機に本殿に移されたことを、Wikipediaで知りました。
現在、山門には2001年に原田佳美作の仁王像が安置されたそうですが、2013年9月(わたしが)訪ねた時はありませんでした。 |
|
2003年頃より広島市各所に展示されている圓鍔勝三作の野外彫刻をみて広島ぶらり散歩「圓鍔勝三関連」編を編集しだしました。その段階で、ここ東京の池上本門寺の山門の仁王像がプロレスラーのアントニオ猪木をモデルにした圓鍔勝三作品である事を知りました。そのような事で、機会があったら訪ねて撮影したいなと思ったのです。 |
2013年になりましたが、東京に出てきましたので、ここ池上本門寺を訪ねました。
仁王像は本殿に移されていることを事前に知りましたので、本殿の方に行き拝見し、撮影しました。 |
13.12.18.裕・記編集 |