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中区千田町の千田小学校に移植されている「被爆したエノキ」です。
※1945(昭和20)年8月6日爆心地からの距離が不明な国泰寺町の民家で被爆したエノキです。
(※広島市の被爆樹木リストには番外で掲載があります。) |
被爆樹木 エノキ
A-bombed tree Japanese hackberry (Celtis sinensis var. japonica)
爆心地に近い民家(正確な場所は不明)で被爆し、
後にここへ移植されました。幹には傷痕があります。
校内には他にも被爆所木があります。 |
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広島市市民局平和推進課2018(平成30)年3月1日の資料によると、
『このエノキは、爆心地に近い国泰寺町の民家で被爆し、1948(昭和23)年頃ここに移植されたものです。
現在は幹の爆心地方向とは反対側に被爆によると考えられる大きな傷痕があります。』と解説しています。 |
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2006年説明板にある被爆した体育館の鉄骨で造ったという飼育舎を撮影に行ったのです。
そのとき教頭先生に東門のこのエノキも被爆したエノキと教えていただき撮影しました。 |
この「エノキ」は、広島市中区国泰寺町あたりにあった木で、原爆で焼けただれていましたが生きかえり新芽を出したもので、昭和23(1948)年ごろに学校緑化のため譲り受けて学校のこの場所に植えたそうです。
また、現在はありませんが以前は説明板も設置されており、原爆のツメあとは、爆心地の反対側になって植樹された事も、エノキの場所がわからなかったわたしをわざわざ連れて行っていただき教えていただきました。 |
2016年中区千田町の千田小学校で行われた「被爆したフジの樹勢回復措置」のときこのエノキをみると、いままでなかった(黄色の旧標識)でしたが、新しい白色の被爆樹木標識が取り付けてありましたので撮影しました。 |
19.01.20.更新 07.06.15裕・記編集 |